新車が買えるチャンスもあと少しの貴重な1台
「二輪二足」という言葉まで生んだ人気マウンテントレールがヤマハのセロー。山を楽しむためのバイクとして進化していくうちに、軽くて扱いやすい車体や低くて足着き性に優れた低いシート、切れ角の大きなハンドルといった要素が、気負いなく乗れる優しいバイクとして評価され、幅広い層のライダーに愛されるモデルとなった。
そんなセローをツアラー仕様に仕立てたのが「ツーリングセロー」。アクセサリーを装着したパッケージ車だが、スクリーン、ハンドルガード、アンダーガードにガッチリしたリアキャリアを備え、タフに使える相棒として仕上げられており、その機能性とツーリング適性が大きく高められている。
ベースとなるセロー自体がファイナルを迎えてしまったいま、日本が生んだ偉大な250ccアドベンチャーを新車で手に入れられるチャンスもあと少しだ。
ツーリングセローのライディングポジション・足つき性
シート高:830mm
ライダーの身長・体重:176cm・62kg
オフ車らしからぬ低シート高で足着き性は抜群。ハードな路面状況を両足を使った「二輪二足」で超えていけるはセロー最大の武器。着座位置とステップの距離が近いので、長時間走行時は腰を引いて乗ると楽になる。
まとめ:オートバイ編集部/写真:南 孝幸、柴田直行