スズキ新型「GSX-S1000」の特徴
エッジの効いた斬新なフォルムに生まれ変わった!
2015年に衝撃的なデビューを果たしたスズキのスポーツネイキッドがGSX-S1000。GSX-R譲りのパワーユニットを軽さを重視したアルミツインスパーフレームに搭載、スイングアームはGSX-Rと同じものとするなど、走りのポテンシャルの高さをアピールしたメカニズムで話題を呼んだモデルだ。スタイリングも精悍なストリートファイターデザインで、カウル付きモデルのGSX-S1000Fとともに、一躍人気モデルとなった。
そんなGSX-S1000だが、2017年の小変更でスリッパークラッチが装備されて以降は変更はなく、ライバル車がモデルチェンジするたびにスズキファンをやきもきさせてきた。
しかし! 今回初めての大規模なモデルチェンジを受け、大胆に、そして過激に進化した。
2021年4月にティーザー動画が公開され、大胆なデザインを予感させるシルエットが映し出されたが、今回初めて見る新型GSX-S1000のスタイリングはインパクト十分なもの。フロントマスクは驚きの「小顔」で、ラジエターシュラウドの隣にはウイングレットまで備えており、見れば誰でも振り返るような鮮烈なデザインとなっている。
ただ、全体のフォルムで見ると、先代で好評だったコンパクトなディメンションはしっかり継承されており、シャープさとマッスル感の同居したアグレッシブな外観にはなったが、基本コンセプトは大切に受け継がれていることを伺わせる。
詳しい情報は、2021年4月30日発売の月刊『オートバイ』6月号をご覧いただきたい。メカニズムの進化から各部ディテールまで徹底的に解説する。
スズキ新型「GSX-S1000」のカラーバリエーション
ボディカラーは3色発表された。MotoGPマシンを思わせるメタリックトリトンブルー、つや消しのグラスマットメカニカルグレー、そして定番のグラススパークルブラックだ。
メタリックトリトンブルー
グラスマットメカニカルグレー
グラススパークルブラック
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スズキ新型「GSX-S1000」の主なスペック
全長×全幅×全高 | 2115×810×1080mm |
ホイールベース | 1460mm |
最低地上高 | 140mm |
シート高 | 810mm |
車両重量 | 214kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 |
総排気量 | 999cc |
ボア×ストローク | 73.4×59.0mm |
圧縮比 | 12.2 |
最高出力 | 152PS/11000rpm |
最大トルク | 10.8kgf・m/9250rpm |
燃料タンク容量 | 19L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 25゜ |
トレール量 | 100mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17M/C (58W)・190/50ZR17M/C (73W) |
ブレーキ形式(前・後) | Φ310mmダブルディスク・Φ220mmシングルディスク |
まとめ:オートバイ編集部