ゲイルスピード『エラボレート フロントキャリパーアキシャルマウントタイプ』

2014年の東京モーターサイクルショーで初めて試作・コンセプトを公開。以降、5年の歳月をかけて設計・開発、2019年にデビューした「ゲイルスピード エラボレート フロントキャリパー」。ホイール、ブレーキローター、そしてマスターシリンダー……と、足まわりパーツの充実を図ってきた製造元・アクティブが、いよいよブレーキキャリパーを発売! しかもラジアルマウント! とその高性能ぶりも含め、当時のカスタムファンはどよめいたものだった。

そして2021年春、そのパフォーマンスをより多くのユーザーに味わってもらおうと“アキシャルマウントタイプ”がラインナップに加わった。

同品の特徴は、2ピース構造でネガとなった重量と剛性を、重量は各部を精緻に削りこんで軽量・コンパクトに。これで起こる熱容量不足をフィンの追加で放熱効果を高めて解決した点。フィンはデザイン上のアクセントになった。一方の剛性はセンターブリッジを設けて確保した。

新アキシャルタイプのマウントピッチは汎用性の高い40mm。カスタムファンにはぜひ、ワンランク上の性能を体感してほしい。

【 ヘリテイジ&レジェンズによる用品紹介の記事一覧はこちら!! 】

画像1: ゲイルスピード『エラボレート フロントキャリパーアキシャルマウントタイプ』

マウントピッチは他社製品にも使われる、汎用性の高い40mm。ボルトピッチはP1.00。5軸マシニングセンタによる美しい削り痕もカスタム好きの心を掴むだろう。

画像2: ゲイルスピード『エラボレート フロントキャリパーアキシャルマウントタイプ』

本体中央に見えるのが、2ピースを繋ぐセンターブリッジ部。適正配置された締結ボルトとともに高い剛性を実現した。そのブリッジの左右には放熱用フィンがレイアウトされているのが分かるだろう。ストリート向けに、鳴き止めのバックスプリングも装備している。

画像3: ゲイルスピード『エラボレート フロントキャリパーアキシャルマウントタイプ』

ピストン径はφ34mm+φ30mmの対向4ポット。全ピストンにはカシマコートを施工。ダストシールも内蔵する。

画像4: ゲイルスピード『エラボレート フロントキャリパーアキシャルマウントタイプ』

専用品となるブレーキパッドの素材はシンタードメタルだ。

SPECIFICATION

メーカーアクティブ
ブランド名ゲイルスピード
製品名エラボレート フロントキャリパー アキシャルタイプ
本体素材アルミ6061材鍛造品
取り付け/ボルトピッチ40mm/P1.00mm
ブランド名チタンボルト仕様:900g
SCM(クロムモリブデン鋼)ボルト仕様:920g
対応ディスクφ250~330mm(t4.0~6.0mm)
価格チタンボルト仕様:9万9000円
SCMボルト仕様:8万5800円

レポート:ヘリテイジ&レジェンズ編集部

▶▶▶ヘリテイジ&レジェンズが取材した最新のカスタム・バイクはこちら!

This article is a sponsored article by
''.