まとめ:オートバイ編集部 ※写真は一部、海外仕様車
スズキ「KATANA」2022年モデルの特徴
カタナ史上初となるマットカラーが登場
唯一無二のスタイリングで1981年に登場してから、生産終了後も現在まで熱狂的な支持を集めてきたGSX1100Sカタナ。その個性的スタイルをリファインし、2018年に現代のメカニズムを合体させた新世代モデルとして登場した「KATANA」も、再び世界中で旋風を巻き起こした。
そんなKATANAが2022年モデルで初のモデルチェンジを受けた。特徴的なスタイリングはそのままに、今回は新カラーを採用したのが大きな注目ポイント。新カラーの「メタリクマットステラブルー」は、カタナの歴史上初めてのマットカラー。モノトーンのブルーも史上初で、「KATANA」の新たな魅力を引き出している。
また、カタナのイメージカラーであるシルバーも新型で継続採用され、全2色のカラーを選択できる。
カラーバリエーションは2色
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最先端技術の導入でパフォーマンスも向上
新型KATANAはスタイリングこそ変わっていないが、メカニズム面では大きく進化を遂げた。これはベースモデルであるネイキッドスポーツ・GSX-S1000が、2021年にモデルチェンジされたためだ。
パワー特性見直しと令和2年国内排ガス規制に対応し、エンジンが改良されたのにも注目だが、最も変わったのは最新スペックの電子制御デバイスの採用。
従来モデルはABSと3モード選択式のトラクションコントロールを装備していたが、新型はS.I.R.Sを新採用。5モード+動作オフを選択できるトラクションコントロールとドライブモードセレクター・SDMSを装備し、幅広い走行シチュエーションに対応している。
ほかにも、クイックシフトシステムやクラッチアシストシステムも装備し、大きく進化している。