スズキ自慢のVストロームシリーズの頂点、Vストローム1050が更なる進化を遂げた。スポークホイール採用の「XT」はフロントを21インチ化してオフロード性能を高めた「DE」に進化。スタンダードも電子制御デバイスが充実し、大きく魅力を増して登場だ!
まとめ:オートバイ編集部

スズキ「Vストローム 1050/DE」解説

画像: SUZUKI V-STROM 1050/DE 2023年モデル・海外仕様 総排気量:1037cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブV型2気筒 シート高:855(880)mm 車両重量:242(252)kg ※( )内はDE|上の写真はスタンダード

SUZUKI V-STROM 1050/DE
2023年モデル・海外仕様

総排気量:1037cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブV型2気筒
シート高:855(880)mm
車両重量:242(252)kg

※( )内はDE|上の写真はスタンダード

オフロード性能UPで万能性がさらに高まる

スズキの人気アドベンチャー・Vストロームシリーズのフラッグシップ、Vストローム1050。従来はキャストホイールのスタンダードとスポークホイール採用の上級モデル・XTをラインアップしてきたが、今回XTに代わって登場したのがDEだ。

XTと同様に、DEもワイヤースポークホイールを装着しているのが特徴のひとつだが、DEはフロントホイール径を19インチから21インチに大径化していて、タイヤもセミブロックパターンのものを採用。

さらに今回のモデルチェンジで電子制御デバイスも大きく進歩し、DEはトラクションコントロールにも未舗装路向けの「Gモード」が設定され、リアブレーキのみABSの解除も可能にするなど、オフロード走行のための機能面の見直しも受けていて、ステージを選ばないオールラウンダーへと進化を果たしている。

スタンダードも装備充実、魅力を増した2グレード

今回のVストローム1050のモデルチェンジはDEの追加だけではなく、スタンダードも改良を受け、より使いやすく進化していて、電子制御デバイスが充実している。

電子制御システムのS.I.R.S(スズキ・インテリジェント・ライド・システム)の機能を見直すことで、クルーズコントロールシステムで設定可能な速度域やギアポジションを広げるなど完成度をアップ。これまで以上に多様な走行状況に対応が可能になり、高く評価されていた快適なライディングを磨き上げた。

また、クラッチやスロットルの操作をせずにシフトアップとダウンの操作ができる双方向クイックシフトシステムも採用されている。これらの充実した機能の設定を効率よく行い、さらに多彩な情報をわかりやすく表示できる5インチカラーTFT液晶メーターも新採用。利便性が大きく向上している。

スズキ「Vストローム 1050/DE」カラーバリエーション

2023モデルはスタンダードとDEの2グレード!

新型Vストローム1050はF19/R17インチキャストホイールのスタンダードとF21/R17インチスポークホイールのDEを設定。スタンダードも電子制御関連が進化している。海外ではそれぞれ豊富なカラーバリエーションが登場している。

Vストローム 1050(スタンダード)

Vストローム 1050 DE

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    スタンダード|キャンディダーリングレッド×メタリックマットブラックNo.2
  • 画像2: スズキ「Vストローム1050DE」を解説|フロント21インチ採用でタフネスさに磨きをかけた新たなる旗艦
    スタンダード|メタリックリフレクティブブルー×メタリックマットブラックN0.2
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    スタンダード|グラスマットメカニカルグレー×メタリックマットブラックNo.2
  • 画像4: スズキ「Vストローム1050DE」を解説|フロント21インチ採用でタフネスさに磨きをかけた新たなる旗艦
    スタンダード|グラススパークルブラック×メタリックマットブラックNo.2
  • 画像5: スズキ「Vストローム1050DE」を解説|フロント21インチ採用でタフネスさに磨きをかけた新たなる旗艦
    DE|チャンピオンイエローNo.2×メタリックマットソードシルバー
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    DE|パールビガーブルー×ブリリアントホワイト
  • 画像7: スズキ「Vストローム1050DE」を解説|フロント21インチ採用でタフネスさに磨きをかけた新たなる旗艦
    DE|グラススパークルブラック×メタリックマットブラックN0.2
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    スタンダード|キャンディダーリングレッド×メタリックマットブラックNo.2
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