カワサキ「Ninja ZX-25R SE」2023年モデルの特徴
250cc・4気筒スーパースポーツが進化、最高出力は49PSに!
2019年の東京モーターショーで世界初公開されたカワサキ「Ninja ZX-25R」は、四半世紀の時を経て250cc・4気筒マシンが復活するとあり、世界中に衝撃を与えた。
国内では2020年9月に発売。4気筒ならではのエンジン音や高回転での走りの楽しみは唯一無二のもので、ZX-25R限定のレースイベントも盛況を博している。
その後、ボディカラー変更・追加などはあったが仕様変更は今回が初となる。
2023年モデルとして今回発表されたのは「Ninja ZX-25R SE」とKawasaki Racing Teamカラーをまとった「Ninja ZX-25R SE KRTエディション」だ。
まず4気筒エンジンの最高出力が従来の34kW(46PS)/15500rpmから36kW(49PS)/15500rpmにアップ(ラムエア加圧時の数値)。最大トルクも21N・m(2.1kgf・m)/13000rpmから22N・m(2.2kgf・m)/12500rpmに増加している。圧縮比は11.5:1から12.5:1に変更。
装備面では、フロントサスペンションにプリロード調整が可能な「SFF-BP」を採用。さらに前後ウインカーのLED化や、4.3インチTFT液晶メーターの採用なども大きな変更点だ。
また新たな排出ガス規制への適応に伴って、型式および型式指定・認定番号が変更されている。
カラーバリエーションは「Ninja ZX-25R SE」は、「キャンディパーシモンレッド×エボニー」、「メタリックマットグラフェンスチールグレー×エボニー」の2色。 「Ninja ZX-25R SE KRTエディション」は、定番のライムグリーン×エボニーで最新のグラフィックを採用。
車両価格はいずれも税込96万2500円。発売日は2023年4月15日。
カワサキ「Ninja ZX-25R SE」2023年モデルのカラーバリエーション
Ninja ZX-25R SE|キャンディパーシモンレッド×エボニー
Ninja ZX-25R SE|メタリックマットグラフェンスチールグレー×エボニー
Ninja ZX-25R SE KRT EDITION|ライムグリーン×エボニー
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カワサキ「Ninja ZX-25R SE」2023年モデルの主なスペック・製造国・価格
全長×全幅×全高 | 1980×750×1110mm |
ホイールベース | 1380mm |
最低地上高 | 125mm |
シート高 | 785mm |
車両重量 | 184kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒 |
総排気量 | 249cc |
ボア×ストローク | 50.0×31.8mm |
圧縮比 | 12.5 |
最高出力 | 35kW(48PS)/15500rpm |
最高出力(ラムエア加圧時) | 36kW(49PS)/15500rpm |
最大トルク | 22N・m(2.2kgf・m)/12500rpm |
燃料タンク容量 | 15L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 24.2゜ |
トレール量 | 99mm |
タイヤサイズ(前・後) | 110/70R17M/C 54H・150/60R17M/C 66H |
ブレーキ形式(前・後) | Φ310mmシングルディスク・Φ220mmシングルディスク |
製造国 | タイ |
メーカー希望小売価格 | 96万2500円(消費税10%込) |
まとめ:西野鉄兵