ヤマハ「YZF-R15 ABS」「YZF-R125 ABS」の特徴
開発コンセプトは“Realize R Spirits”
ヤマハ「YZF-R15 ABS」「YZF-R125 ABS」はもともと海外で販売されてきた単気筒スーパースポーツモデル。日本では2023年3月の大阪モーターサイクルショーで市販予定車が初公開された。
フラッグシップモデル「YZF-R1」で培った技術を織り込んだ走行性能と、次世代“YZF-Rシリーズ”を標榜するデザインを採用し、機能とスタイリングの両立。「YZF-R15 ABS」は155cc、「YZF-R125 ABS」は124ccの水冷エンジンを搭載している。
「YZF-R1」などと同じ仕組みのアシスト&スリッパークラッチと、トラクションコントロールシステムを採用。さらにクイックシフターもアクセサリーパーツとして用意されている。
車体は、軽さと強度剛性のバランスを図ったデルタボックス型フレームに、倒立フロントフォーク、アルミ製スイングアームなど小排気量車ながら本格的なつくり。カウルはYZFシリーズならではの空力性能を追求したデザインだ。LEDヘッドライトは、ハイ・ローをひとつのLEDで切り替えるバイ・ファンクション式。
メーターは、マルチファンクションLCDメーター。バーグラフ式タコメーターなどの各種情報の表示パターンやレイアウトは、「YZF-R1」のメーターのイメージに合わせて、スーパースポーツらしさを演出。表示画面は、市街地走行に必要な情報を優先的に表示する「Street Mode」と、トラック走行で求められる情報に絞り込んだ「Track Mode」から選択できる。
車両価格は「YZF-R15 ABS」が税込55万円、「YZF-R125 ABS」は税込51万7000円。ボディカラーはそれぞれブルー、ブラック、ダークグレーの3色。発売日はいずれも2023年10月16日だ。
ヤマハ「YZF-R15 ABS」「YZF-R125 ABS」のカラーバリエーション
YZF-R15 ABS
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YZF-R125 ABS
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ヤマハ「YZF-R15 ABS」「YZF-R125 ABS」の動画・写真
ヤマハ「YZF-R15 ABS」「YZF-R125 ABS」の主なスペック・燃費・製造国・価格
※《 》内は「YZF-R125 ABS」
全長×全幅×全高 | 1990《2030》×725×1135mm |
ホイールベース | 1325mm |
最低地上高 | 170mm |
シート高 | 815mm |
車両重量 | 141kg |
エンジン形式 | 水冷4ストSOHC4バルブ単気筒 |
総排気量 | 155《124》cc |
ボア×ストローク | 58.0《52.0》×58.7mm |
圧縮比 | 11.6《11.2》 |
最高出力 | 14kW(19PS)/10000rpm《11kW(15PS)/10000rpm》 |
最大トルク | 14N・m(1.4kgf・m)/7500rpm《12N・m(1.2kgf・m)/8000rpm》 |
燃料タンク容量 | 11L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 25°30′゜ |
トレール量 | 88mm |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク・シングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 100/80-17M/C 52P・140/70-17M/C 66S |
燃料消費率 WMTCモード値 | 50.2《49.4》km/L(クラス2, サブクラス2-2)1名乗車時 |
製造国 | インドネシア |
メーカー希望小売価格 | 55万円《51万7000円》(消費税10%込) |
まとめ:西野鉄兵