ヤマハ「MT-125 ABS」の特徴
原付二種スポーツネイキッドの新たな選択肢
ヤマハは2023年3月の大阪モーターサイクルショーで、「YZF-R125」「MT-125」「XSR125」といった3車種の原付二種モデルを国内初公開した。それから約7カ月、「MT-125」に関する詳細が発表された。
ヤマハのスポーツネイキッド「MT」シリーズの末弟として登場した「MT-125」は、MT-25/03/07などと通ずるデザインを採用。“The most AGILE youngest MT”をコンセプトに開発された。
排気量124ccの水冷単気筒エンジンは最高出力15PS、最大トルク1.2kgf・mを発揮する。低速向けと中高速向けのカム(吸気側)が7400rpmで切り替わるVVA(可変バルブ)を搭載している。アシスト&スリッパークラッチや、トラクションコントロールシステムも装備。
軽さと強度剛性のバランスを図ったデルタボックス型フレームに、インナーチューブ径37mmの倒立式フロントフォーク、軽量アルミ製リアアーム、新作の燃料タンクにバーハンドル、LEDヘッドライトなどを組み合わせる。ホイール径は前後17インチ。
メーターは、ネガティブ表示によって視認性の向上を図ったマルチファンクションLCDメーターを採用。ギアインジケーターなども備わった多機能な仕様だ。
ボディカラーは「ブルー」「マットダークグレー」「グレー」の3色が用意されている。車両価格は税込49万5000円。2023年11月10日に発売予定。
ヤマハ「MT-125 ABS」のカラーバリエーション
ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)
マットダークグレーメタリック8(マットダークグレー)
パステルダークグレー(グレー)
【アンケート】 あなたはどのカラーが好きですか?
お好きなカラーをポチっとお選びください。投票後、集計結果をご覧いただけます。
投票ありがとうございました。
ヤマハ「MT-125 ABS」の動画・写真
ヤマハ「MT-125 ABS」の主なスペック・燃費・製造国・価格
全長×全幅×全高 | 2000×800×1070mm |
ホイールベース | 1325mm |
最低地上高 | 170mm |
シート高 | 810mm |
車両重量 | 138kg |
エンジン形式 | 水冷4ストSOHC4バルブ単気筒 |
総排気量 | 124cc |
ボア×ストローク | 52.0×58.7mm |
圧縮比 | 11.2 |
最高出力 | 11kW(15PS)/10000rpm |
最大トルク | 12N・m(1.2kgf・m)/8000rpm |
燃料タンク容量 | 10L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 25°30′ |
トレール量 | 88mm |
ブレーキ形式(前・後) | シングルディスク・シングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 100/80-17M/C 52P・140/70-17M/C 66S |
燃料消費率 WMTCモード値 | 49.4km/L(クラス2・サブクラス2-2)1名乗車時 |
製造国 | インドネシア |
メーカー希望小売価格 | 49万5000円(消費税10%込) |
まとめ:西野鉄兵