2023年10月31日、ヤマハ発動機は欧州市場向けの新型「MT-09」を発表した。
ヤマハ「MT-09」2024年モデル・欧州仕様車の特徴
誕生から10周年、各部をブラッシュアップしたモデルチェンジ
2013年に初公開され、10周年の節目を迎えたヤマハのスポーツネイキッド「MT-09」。並列3気筒エンジンや独創的なデザイン、先進的な装備によって、世界中で人気を博している。
欧州で発表された新たな「MT-09」は、新型のヘッドライトや燃料タンクを装備し、外観を大きく変更。エンジンはEURO5+規制に対応した。ライディングポジションも見直され、バーハンドルとペダルは2段階の調整が可能となっている。シートも新設計されたものだ。
さらにメーターはスマートフォン接続機能を備えた5インチTFTディスプレイを採用。ブレンボ製のラジアルマスターシリンダーや第3世代のクイックシフターも新たに搭載するなど、多方面に渡って装備が刷新されている。
国内モデルに関してアナウンスはされていないが、2024モデルとして発売されることは期待ができる。ボディカラーのバリエーションは欧州では3色発表されている。
※11月1日19時 追記
日本での発売は2024年春以降の予定とヤマハの公式サイトや公式SNSで発表された。
ヤマハ「MT-09」2024年モデル・欧州仕様車のカラーバリエーション
ミッドナイトシアン
アイコンブルー
テックブラック
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ヤマハ「MT-09」2024年モデル・欧州仕様車の動画・写真
ヤマハ「MT-09」2024年モデル・欧州仕様車の主なスペック
全長×全幅×全高 | 2090×820×1145mm |
ホイールベース | 1430mm |
最低地上高 | 140mm |
シート高 | 825mm |
車両重量 | 193kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒 |
総排気量 | 890cc |
ボア×ストローク | 78.0×62.1mm |
圧縮比 | 11.5 |
最高出力 | 87.5kW(119PS)/10000rpm |
最大トルク | 93N・m(9.5kgf・m)/7000rpm |
燃料タンク容量 | 14L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 24°40′ |
トレール量 | 108mm |
ブレーキ形式(前・後) | Φ298mmダブルディスク・Φ245mmシングルディスク |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17M/C(58W)・180/55ZR17M/C(73W) |
まとめ:西野鉄兵