カワサキモータースジャパンは2024年8月23日、「Z650」の2025年モデルを発表した。全国のカワサキプラザで9月15日に発売される。
カワサキ「Z650」2025年モデルの特徴
新色はグリーンのフレームを採用したメタリックスパークブラック
カワサキの「Z650」という車名は、1976年に発売された空冷並列4気筒エンジンを搭載したネイキッドモデルで初めて採用された。現代の「Z650」は、水冷並列2気筒エンジンを搭載するスーパーネイキッドとして、2017年5月にデビュー。スポーティなデザインで、往年のZ650とはまったく別物のモデルとなる。
軽量な車体でハンドリングも軽快、大型バイクに慣れていないビギナーでも安心してスポーツ走行が楽しめる一台だ。現行型のスタイリングは2020年型から採用されている。アシスト&スリッパークラッチやトラクションコントロール、LEDヘッドライト、4.3インチTFTカラー液晶メーターなど装備も充実している。メーターとスマートフォンの連携機能も標準装備する。
2025年モデルでの変更点はカラー&グラフィックで、新色のメタリックスパークブラックが採用された。シュラウドのグラフィックが「Z」のみとなっているのが特徴だ。
なお装備や仕様に変更はないが、価格が改定されている。前年モデルから2万2000円値上げされ、税込103万4000円となった。この2025年モデルの発売日は、2024年9月15日。
カワサキ「Z650」2025年モデルと2024年モデルを比較
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カワサキ「Z650」2025年モデルの主なスペック・燃費・製造国・価格
全長×全幅×全高 | 2055×765×1065mm |
ホイールベース | 1410mm |
最低地上高 | 130mm |
シート高 | 790mm |
車両重量 | 189kg |
エンジン形式 | 水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒 |
総排気量 | 649cc |
ボア×ストローク | 83.0×60.0mm |
圧縮比 | 10.8 |
最高出力 | 50kW(68PS)/8000rpm |
最大トルク | 63N・m(6.4kgf・m)/6700rpm |
燃料タンク容量 | 15L |
変速機形式 | 6速リターン |
キャスター角 | 24.0° |
トレール量 | 100mm |
タイヤサイズ(前・後) | 120/70ZR17M/C(58W)・160/60ZR17M/C(69W) |
ブレーキ形式(前・後) | Φ300mmダブルディスク・Φ220mmシングルディスク |
燃料消費率 WMTCモード値 | 23.6km/L(クラス3-2)1名乗車時 |
製造国 | タイ |
メーカー希望小売価格 | 103万4000円(消費税10%込) |
まとめ:西野鉄兵