2024年4月にマイナーチェンジしたCB125R、ホンダ自慢の125ccフルサイズスポーツだ。大型の5インチカラーTFTメーターを採用し、ひとクラス上の豪華装備とゆとりを備えた車体が魅力。その真価を試乗チェックしよう。
文:太田安治、オートバイ編集部/写真:赤松 孝

ホンダ「CB125R」ライディングポジション・足つき性

シート高:815mm
ライダーの身長・体重:176cm・62kg

画像1: ホンダ「CB125R」ライディングポジション・足つき性

市街地で扱いやすく、スポーツライディングにも適した軽い前傾ポジション。シート高は815mmで、扱いに不慣れなエントリーユーザー、小柄なライダーのことを考えるとあと30mm程度は低くして欲しいところ。

画像2: ホンダ「CB125R」ライディングポジション・足つき性

ホンダ「CB125R」各部装備・ディテール解説

画像: 車体関係は従来モデルから大きな変更はない。兄貴分のCB250Rと基本的に共通なので、125ccとしてはやや大きめでゆとりがある。

車体関係は従来モデルから大きな変更はない。兄貴分のCB250Rと基本的に共通なので、125ccとしてはやや大きめでゆとりがある。

画像: ネオスポーツカフェコンセプトのスタイリングは従来通り。リアビューも鋭さが際立ち、原付二種とは思えないような存在感や高級感を放っている。

ネオスポーツカフェコンセプトのスタイリングは従来通り。リアビューも鋭さが際立ち、原付二種とは思えないような存在感や高級感を放っている。

画像: LEDヘッドライト、ウインカーとも前モデルと同様。基本的にフロントマスクもそのままだが、メーター変更でステーが異なる。

LEDヘッドライト、ウインカーとも前モデルと同様。基本的にフロントマスクもそのままだが、メーター変更でステーが異なる。

画像: 5インチカラーTFTは写真の「サークル」のほかにバーグラフ式タコメーターの「バー」、速度表示のみの「シンプル」の3モード表示を用意。

5インチカラーTFTは写真の「サークル」のほかにバーグラフ式タコメーターの「バー」、速度表示のみの「シンプル」の3モード表示を用意。

画像: メーターが新しくなったのに合わせ、スイッチボックスも十字キーを備えたものを新作。スイッチの使い勝手も良好だ。

メーターが新しくなったのに合わせ、スイッチボックスも十字キーを備えたものを新作。スイッチの使い勝手も良好だ。

画像: クラストップの15PSを発揮するDOHCシングルユニットだが、フラットなトルク特性で、ストリートユースでも扱いやすい。

クラストップの15PSを発揮するDOHCシングルユニットだが、フラットなトルク特性で、ストリートユースでも扱いやすい。

画像: フロントフォークはショーワ製のSFF-BP。ブレーキキャリパーはラジアルマウントで、IMUを使用したABSも装備。足まわりは豪華だ。

フロントフォークはショーワ製のSFF-BP。ブレーキキャリパーはラジアルマウントで、IMUを使用したABSも装備。足まわりは豪華だ。

画像: スイングアームはスチール製。ブレーキローターはペータルタイプで、車体中心下部には2室構造のショートマフラーをレイアウト。

スイングアームはスチール製。ブレーキローターはペータルタイプで、車体中心下部には2室構造のショートマフラーをレイアウト。

画像: 前後別体式の2ピースシートはフルサイズモデルらしく大きめの座面を確保。ホールド性も良好だが、シート高はやや高め。

前後別体式の2ピースシートはフルサイズモデルらしく大きめの座面を確保。ホールド性も良好だが、シート高はやや高め。

ホンダ「CB125R」主なスペック・燃費・製造国・価格

全長×全幅×全高2040×820×1055mm
ホイールベース1345mm
最低地上高140mm
シート高815mm
車両重量130kg
エンジン形式水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
総排気量124cc
ボア×ストローク57.3×48.4mm
圧縮比11.3
最高出力11kW(15PS)/10000rpm
最大トルク11N・m(1.1kgf・m)/8000rpm
燃料タンク容量10L
変速機形式6速リターン
キャスター角24°12′
トレール量90mm
ブレーキ形式(前・後)Φ296mmシングルディスク・Φ220mmシングルディスク
タイヤサイズ(前・後)110/70R17M/C 54H・150/60R17M/C 66H
乗車定員2人
燃料消費率 WMTCモード値46.8km/L(クラス2-1)1人乗車時
製造国タイ
メーカー希望小売価格52万8000円(消費税10%込)

文:太田安治、オートバイ編集部/写真:赤松 孝

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