ホンダが「CB1300SF」「CB1300SB」のファイナルエディションを正式発表！ 上級グレードの“SP”仕様車もそれぞれラインナップ

ホンダ「CB1300」シリーズ・ファイナルエディションの特徴

33年の歴史に終止符、“プロジェクト BIG-1”の最終型

1992年発売の初代「CB1000 SUPER FOUR」から始まったホンダの“プロジェクト BIG-1”。“新しい時代にふさわしいHonda のロードスポーツモデルはどうあるべきか”を徹底追求し、「水冷・4ストローク・DOHC・直列4気筒エンジンを搭載していること」「その体躯はあくまでもセクシー＆ワイルドであること」「走る者の心を魅了する感動性能を有すること」を基本コンセプトに開発された。

CB1000SFからCB1300SFに進化を遂げたのは、1998年のこと。その後も基本コンセプトはぶれることなく、時代に合わせてモデルチェンジを重ねてきた。高速道路の2人乗りが解禁された2005年には、ハーフカウルを備えたCB1300SBが新登場。以来、SF/SBは常にラインナップされている。

2018年にはSF/SBに、初の上級グレード“SP”仕様車が登場。SPはブレンボ製のブレーキパーツと、オーリンズ製のサスペンションを備えている。

2021年には電子制御スロットルを採用し、ライディングモードの選択が可能に。同時にトラクションコントロールやクルーズコントロールも搭載された。この2021年モデル以降、メカニズム面の刷新はなく、カラー変更や30周年の特別仕様車が販売されてきた。

新たに発表されたファイナルエディションも装備や仕様は現行型を踏襲している。CB1300SF/SBに加えそれぞれのSP仕様車も同時に発表された。“プロジェクト BIG-1”の初代CB1000SFをイメージしたカラーとグラフィックを採用している。

まずスタンダードのCB1300SF/SBは、「グラファイトブラック」の1色設定。フロントフォークのボトムケースをバフクリア塗装仕上げにしているのが特徴的だ。初代CB1000SFを彷彿させる「HONDA」ロゴが採用された。

それぞれのSP仕様車は、赤と白のツートーンカラーをまとった「パールサンビームホワイト」。“プロジェクト BIG-1”の象徴的なカラーリングとなっている。

スタンダード・SPともに、燃料タンク上部に“Final Edition”のステッカーを配備。ゴールドカラーのドライブチェーン、シルバーカラーのスイングアーム、トップブリッジ、ステアリングステムを採用している。

いずれのモデルも2025年2月28日に全国のホンダドリームで発売される。

ホンダ「CB1300」シリーズ・ファイナルエディションのモデルバリエーション・価格

ホンダ「CB1300」シリーズ・ファイナルエディションの主なスペック・燃費・製造国・価格

まとめ：西野鉄兵

【写真12枚】ホンダ「CB1300」シリーズ・ファイナルエディション12

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