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クオリティーワークスRG500Γ(スズキRG500Γ)前後17インチホイール化とともにセッティングも詰めた現代版ガンマ【Heritage&Legends】
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定番スタイルのベースとなって新オーナーの元へ
スクエア4レイアウトのスズキRG400/500Γ、90度V3のホンダNS400R、50度V4のヤマハRZV500R。実はこれだけしかない、2ストマルチシリンダーのGPレプリカモデル。うち、Γについては前後17インチホイール化やエンジンオーバーホール、JL製チャンバーにマップ書き込み済みCDIの販売等、多くのメニューを定番化。車両製作でも“理想の現代版400/500Γ”を作ってきたのが、クオリティーワークスだった。
ここに紹介するRG500Γも、ノ...
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クオリティーワークスTDR250(ヤマハTDR250)17インチホイール化と排気系変更で軽快ハンドリングを楽しむ【Heritage&Legends】
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ルックスでもスピード感を演出した軽快マシン
「このヤマハTDR250は当店の村井メカニックが担当したもので、ホイールをノーマルで前18/後17インチのワイヤスポークから前後17インチのキャストにして、タイヤもチューブ/バイアスからチューブレス/ラジアル化しています。JL製のアップチャンバー装着や、スピード感のあるカラーでのオールペイントも行って、街乗りで2ストマシンらしく楽しく走れます。モタードと言うよりも、元々のTDRが出てきた’80年代後半的にはスーパーバイカーズって感じですよね」
こう...
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クオリティーワークスRZ250(ヤマハRZ250)/国内定番でなく海外での人気手法による前後17インチ改#Heritage&Legends
ヤマハTZRでなくスズキ車を流用ベースに選択
「このヤマハRZ250は前後17インチ化を図った流用カスタムですが、国内で定番となっている同じヤマハのTZR250用パーツではなく、他メーカーとなる、スズキRGV250Γのパーツを使っているのが特徴です。海外ではTZRよりもこの手法の方がポピュラーなんですよ」
クオリティーワークスによる説明を受けて改めてこの車両を見ていくと、確かに全体の雰囲気はTZR流用とは異なる。TZR(同じくヤマハのFZR400も同様)は、こと国内では流通量の多さやRZと同メーカー製である点から、RZの17インチカスタムに多用されてきた。
それが海外だと、スズキRGV(...
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クオリティーワークスRZ250RR(ヤマハRZ250RR)/速く、乗りやすく、美しくの3拍子をテーマに仕立てる!#Heritage&Legends
2ストでも履きたい現代ワイドラジアル
1980年代車両に現代のワイドラジアルタイヤを履く。4ストローク車だけでなく、2ストマシンでもそういう要求は多く出てくるはずだ。
構造の違いからタイヤ全体でグリップを得ていくのがバイアス、サイドウォールのしなやかさを生かしながら固めのトレッドでグリップを得ていくのがラジアルという感じで、大排気量やカスタム化で剛性を高めていく場合はラジアル換装は魅力が高い。そしてラジアルタイヤが2輪で一般化するのは’80年代後半以降のことだから、それ以前のモデルをカスタム化した際に試すのも理に適っている。
このヤマハRZ250RRはその要求を満たし、タイヤ性能を生かし...