ライター
<世界耐久> オールジャパンのニューチーム発進! ~日本の若いライダーとエンジニアよ 世界を目指せ
世界の舞台に若い日本人ライダー&スタッフを!
2017~18年にTSRホンダ、21年にヨシムラスズキがワールドチャンピオンとなり、そして22年にTSRホンダが2度目のタイトルを獲るなど、この数年、日本でも注目が高まっている世界耐久選手権。
これまでは鈴鹿8耐に注目が集まっても、選手権全体にはもうひとつ……という状況だったものが、この5年ほどは世界耐久選手権シリーズ全体への注目度が高いのは事実だ。
その証拠のひとつに、日本勢の世界耐久への挑戦がある。上記のTSRホンダやヨシムラスズキのフル参戦はもちろん、23年からはカワサキのトップチームを日本のトリックスターレーシングが運営し、全日本ロー...
ライター
<世界耐久選手権> ハプニング続々!スパ24時間! ~BMWモトラッドが激闘制す! さぁ次は鈴鹿8耐
伝説の名コース「スパ・フランコルシャン」
世界耐久選手権・開幕戦、ル・マン24時間耐久に続いて行なわれた第2戦は、ベルギーのスパ・フランコルシャンサーキットでの24時間耐久。80年代のワールドグランプリの名舞台としてもおなじみですね、世界耐久では2001年以来、21年ぶりの開催となるコースは、オランダ・アッセンと同じく、「スパウェザー」と呼ばれる、めまぐるしく変わっていく天候でも知られています。
「天気はいつもころころ変わる。コース終盤で雨が降っていても序盤の方では降っていないとか、コースを良く知っておかないと。ラップタイムの差が大きくなりやすいコースで、誰もが世界で最も美しいコースだと...
ライター
<世界耐久> ヨシムラ ル・マン24時間を初制覇 フルポイント勝利まであと1点!の完全勝利
世界耐久が日本に身近になりました
例年より大きく遅れて、この6月にようやく開幕を迎えた世界耐久選手権。
例年ならば3月頃に開幕戦ル・マン、それが鈴鹿8耐を最終戦にすることで、ボルドール24時間を皮切りとする「秋の開幕」シーズンとなり、それが定着するかな……って頃の、このコロナ騒動。
2021年シーズンも、4月中旬に予定されていた開幕戦が、約2カ月遅れとなっての、このル・マン24時間耐久。世界耐久シリーズは、このル・マン24時間を皮切りに、7月中旬にポルトガル・エストリル12時間、9月中旬にフランス・ボルドール24時間、そして最終戦が11月初旬の日本・鈴鹿8時間耐久という予定になっています...
ライター
<EWC世界耐久> ヨシムラSERT MOTULライダー発表! よかった!この人も! え!この人も?
スズキの世界耐久はヨシムラが前面に!
昨年11月に発表された、ヨシムラジャパンとスズキ世界耐久選手権のジョイントの続報がようやく入ってきました。発表の会場で「後日発表します」とアナウンスされたライダーラインアップについての発表です。
その前に、このヨシムラのスズキ世界耐久選手権へのジョイントについてご説明。これまでスズキ世界耐久の活動を担ってきたのが、フランススズキを母体とするSERT(=スズキ・エンデュランス・レーシング・チーム)です。闘将ドミニク・メリアンの指揮の元、16回の世界タイトルを獲得した、世界耐久屈指の名門チームですね。
SERTといえば、日本でおなじみなのは、1983年の...
ライター
<世界耐久選手権> 2021年、ヨシムラ世界耐久本格進出へ! ~新チーム「ヨシムラSERT Motul」誕生!
ヨシムラ、世界耐久へ本格進出!
全日本ロードレース最終戦・MFJグランプリが開催されている鈴鹿サーキットで、ひとつ発表ごとがありました。それが来シーズンの世界耐久選手権(=EWC)について。それは、日本のレーシングチームの草分けである「ヨシムラ」が世界耐久に本格参戦する、というもの!
これまでのスズキのEWC活動といえば、スズキフランスを母体とする「Suzuki Endurance Racing Team」(=SERT)が活動が中心となって行なってきましたが、そこにはもちろんヨシムラの技術サポートがありました。
特に近年は、このジョイントが強固になって、2019-2020シーズンはSER...
ライター
<世界耐久選手権> 最終戦はYART! SERT世界耐久王者! ~日本代表TSRの大逆転ならず!
8月末のル・マン24時間耐久<
最終戦を前に、チャンピオンシップポイントは、主要5メーカーがズラッと出揃って
①スズキエンデュランス(SERT)127P
②TSRホンダ 87P
③YARTヤマハ 82P
④BMWモトラッド 82P
⑤SRCカワサキ 80P
という順。
ランキングトップのSERTと2位TSRの差は40P。あれ?これじゃ優勝しても届かないんじゃないの?と思うなかれ、ポジションボーナス、さらに最終戦ってことで獲得ポイントは150%(35P×150%=52.5P)となり、予選上位5チームまでに与えられる予選ポイント(ポールポジションで5P)、8時間経過時の10位以内のチームに与...