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スズキ「バンディット250」(1997年)【絶版名車インプレ】
独自の鋼管トラスフレーム採用の250ネイキッド
バンディットは、今はバンディット1250にその名を残すのみだが、そのルーツは250ccモデルにある。初代バンディット250が、兄弟モデルの400と共にデビューしたのは1989年。
当時ネイキッドの先駆けとして注目を集めたゼファーが、70年代風デザインと空冷エンジンという古典的スタイルだったのに対し、バンディットは独特なダイヤモンド構造のフレームが目立つスポーティでスタイリッシュなボディに、GSX-R250譲りの水冷エンジンを搭載。
美しいスタイルと洗練された走りに加え、セパハン仕様とアップハン仕様を選択でき、しかもゼファーには存在しなかった...
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【絶版名車インプレッション】YAMAHA ZEAL(1991年)
ハイスペックを心地良さにつなげたネイキッド仕様
ゼファーの大ヒットに端を発するネイキッドブームに呼応し、ただ普通に乗ることが楽しめるように意図されたネイキッドスポーツ。
パワーユニットはFZR250Rベースの水冷4気筒で、吸排気ポート長やバルブタイミングを思い切って中低速向けに振り、アクセレーションに優れるミクニBDSTφ26mmキャブやトップをオーバードライブ設定とした6速ミッションを採用。
元々レッドゾーンが1万8500回転からという超高回転高出力型のエンジンを、低回転からスムーズに立ち上がり、アクセル操作に対して穏やかかつリニアに反応し、快適なクルージングが楽しめるユニットへと変貌...