ライター
組み手やチューナーの狙いを助けニンジャの寿命や性能を高める内燃機加工|DiNx(ディンクス)【Heritage&Legends】
ニンジャをニンジャたらしめるロッカーアーム式水冷DOHC4バルブ908ccの直4エンジン。走れば、経年すれば緩やかに性能は落ちていくが、周知のようにレストアやチューニングで標準状態やそれ以上に戻すことは可能だ。そして組み手やチューナーが行うその作業を支えるのは、ボーリングやバルブまわりの加工=内燃機加工だ。ウエットライナー式という2輪ではまれな形式のニンジャエンジンにはどんな作業が施されるのか。DiNx(ディンクス)でその概要を見せてもらった。※本企画はHeritage&Legends 2023年4月号に掲載された記事を再編集したものです。
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1/1000mm台の精度を実現する内燃機加工部門稼働で空冷Zをより精緻にリフレッシュ|ディンクス|サンクチュアリー【Heritage&Legends】
50年という時を経て今も走るZたち。好調を維持するにはエンジン=内燃機の加工で、作られた状態、今ならばそれ以上を作り出すことが求められる。そんな空冷Zをはじめとした各エンジンに1/1000mm台の精度も可能にする加工を提供し、高い安心感や機能を加えるというのが、新たに立ち上がったDiNx(ディンクス)という内燃機加工会社だ。既に多くの作業依頼が入り、もう600台を超えようという数のコンプリートカスタム車、RCM(Radical Consruction Manufacture)を製作してきたACサンクチュアリーも、その完成度を高めるべく、DiNxでのエンジン加工を始めた。RCMにも反映され...