ライター
2024年はGPZ900Rデビュー40周年記念! 著名コンストラクターに聞く“過去・現在・未来”|前編【Heritage&Legends】
「2024年はGPZ900Rがデビューして40周年の節目。せっかくの機会だからアフターマーケットの皆で集まり、なにかできないか?」そんなテーマをもって集まった、ブルドッカータゴス・田子敏幸、トレーディングガレージナカガワ・中川和彦、MCジェンマ・石田道彦の3氏。それぞれのニンジャに関わる発端と現状、そして未来への思いを聞いた。その前編をお送りしよう。※本企画はHeritage&Legends 2024年2月号に掲載された記事を再編集したものです。
ライター
ブルドッカータゴス GPZ900R(カワサキ GPZ900R)ニンジャ=オールマイティという捉え方を伸ばす見本車【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
万能型を地で行く気楽さと疲れない仕様を盛り込んだ楽しさ
普段使いにもロングツーリングにも、サーキットにも。いろいろな使い方が出来る上にそれらに応じた作り込みが出来て、その変わり方も楽しめる。ニンジャ=GPZ900Rのそんな、万能型/オールマイティと言える素性や楽しさをきちんと引き出して、それをもっと知ってもらいたいとブルドッカータゴスの田子さんは言う。
この車両は田子さん自身のニンジャだが、前述のような同店のスタンス/考えをそのまま反映して作られた車両だ。疲れないし、何にでも使えてしまう仕様...
ライター
ニンジャ特有のポイントを押さえ環境や状態変化に応じた部品交換や選択で対応! GPZ900Rの新規登録車で水冷旧車のツボを知る|ブルドッカータゴス【Heritage&Legends】
水冷の人気絶版車、GPZ900Rニンジャ。かつての憧れに今一度乗りたい、あるいはもっと楽しめるようにと考えるライダーも多く、ブルドッカータゴスにも多くのユーザー、そして予備軍がいる。TOT・ZERO-1クラスへの長年の参戦や同店・田子さん自らニンジャに乗り、走ってきた経験。さらに現役当時と今との環境の違いも反映する視点は、大いに参考になる。※本企画はHeritage&Legends 2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです。
ライター
ブルドッカータゴス GPZ900R(カワサキ GPZ900R)流行に先駆けて手がけられたフルカウルニンジャの好例【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
不安を減らし楽しく走るパッケージも提案する
2024年の今、登場から40年経ったモデルだからかつてを知っている、あるいはデビュー当時に憧れたなどという人が乗っていると思いがちなニンジャ=GPZ900R。実際にはどうなのか。
「ニンジャは若い人も乗っているようです。ただ、車両のことは分からない。それで調子がいまひとつで、でも買ったところからは“古いのでこんなもの”など言われることも多い。それか、調子がいいのかどうかも分からない。そんな方が来店されることも多いですね」。開店から26年、「専門とい...
ライター
これからニンジャに触れる人からずっと乗ってきた人まで多彩にフォロー|ブルドッカータゴス【Heritage&Legends】
距離を走る、よく乗るライダーが多い一方で、新たに魅力を感じて乗りたいと思うライダーも増えてきたとニンジャの動きに注目するブルドッカータゴス。前者には安心して走るためのパーツ作りを行い、後者にはニンジャというバイクの楽しさを知る入り口となる車両を用意するなどのサポートを行う。TOT・ZERO-1クラスから得られるノウハウや多くのパーツ・手法を見てきた中から、これはという気づきで多くのニンジャライダーをフォローする。※本企画はHeritage&Legends 2023年4月号に掲載された記事を再編集したものです。
ライター
ブルドッカータゴス GPZ900R(カワサキ GPZ900R)クラスレギュレーションの中で積み上げていくノウハウ【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
850cc上限の中で試した仕様をストリートにも生かす
レースでのノウハウをストリートカスタムにも生かす。特にテイスト・オブ・ツクバ=TOTは、主力となる鉄フレーム+多気筒エンジンの旧車がそのノウハウを積み上げる場ともなっている。
この車両は2016年までTOT F-ZEROクラスを走り、’22年のTOT KADURADUKI STAGEで6年ぶりにZERO-1で復帰し、2位入賞を遂げた“タゴスニンジャ”だ。もう20年以上前、TOTの前身となるテイスト・オブ・フリーランス=TOFに出走していた...
ライター
ブルドッカータゴス GPZ900R(カワサキ GPZ900R)ニンジャの良さを強調し手の入れしろも残した好見本【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
今という時代にニンジャに乗ることを考えた入門車両
元祖Ninja、GPZ900R。1984年の登場だから、もう40年近くが経っている。最終仕様となるファイナルエディションでも2003年の発売と、そこからでも20年だ。そんなGPZ900Rに今乗るにはどういう仕様がいいのか。その指標となるのが、ブルドッカータゴスによる、この車両だ。
「これからニンジャに乗るという方向けの入門車として作りました。全体としてはノーマルに準じたフルカウル仕様で純正の良さを残しつつ、今風の足まわりに仕立てるという具合で...