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革新的トランスミッション「DCT」って??『HONDA NC750X/ABS/DCT ABS』(2014年)#試乗インプレ
たった76㏄の排気量拡大で印象が激変した
デビュー当初、このNCシリーズは700という排気量だった。
これは初期の試作エンジンが、小型乗用車「フィット」用の4気筒エンジンを半分にしたことが主な理由だったようだが、当初から750も検討されていたらしい。
マイナーチェンジで晴れて750となったが、正確な排気量はNC700が669㏄、NC750は745㏄。
車名では50㏄の違いが、実際の排気量差では76㏄と大きく、その分パワーとトルクも増大している。
試乗したXはDCT仕様。もともとDCTと相性が良かったが、さらに力強くなった新エンジンとのマッチングは絶妙。
イージーなだけでなく、ゆっくりソロ...
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最新テクノロジーの導入と細部の熟成でツアラー適性向上『KAWASAKI NINJA1000/ABS』(2014年)
あらゆる路面に適応するトラクションコントロールを採用
これまでのニンジャとの最大の違いは、パワーモードとトラクションコントロールの採用。
パワーモードは「フル」と「ロー」を選択でき、ローでは中高回転の出力をフルの約70%に抑える。
しかし、もともとパワフルなので非力感はなく、アクセル全開のフル加速でもしないと、どちらに設定してあるか判りにくい。
対して3モードのトラクションコントロールは体感しやすく、介入度が最も大きい「3」では後輪の僅かな空転も検出、雨天でマンホールなどに乗った際の瞬間的スピンまで抑制できる。
通常はフルパワー+モード1でOK。モード3は介入度が大きくスポーツ走行でリズ...
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「日本人が日本人のために空冷四発を搭載して創ったオートバイ」『HONDA CB1100 EX/ABS』(2014年)
新しいCB1100は、初代のコンセプトをしっかり継承して、それをさらに極めよう、というテーマで開発したモデルです。従来よりもさらに美しく仕上げたパーツを随所に散りばめていくことで、思わず触れたくなるような、所有する喜びの高いモーターサイクルに仕上げています。走りでは、6速ミッションの採用で、走り始めからのトルク感を増強する一方で、100㎞/hでの巡航をより快適にしています。EXで採用した2本出しマフラーも「原音」にこだわり、4気筒らしい、迫力あるサウンドを追求したものです。まわりの景色と4発らしいサウンドを楽しみながら、CBらしさを感じていただければと思います。
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国内仕様初!! 輸出仕様と同じ197PSフルパワーを実現!!『SUZUKI HAYABUSA(2014年)』#輝匠価値
数々のライバルが現われても変わらない存在感と、バイクに乗っていない人でも知っている高い知名度。そしてひと目でそれとわかるスタイリングがハヤブサの特徴です。今回国内モデルを開発するにあたり、フルパワー仕様と同じ197PSをマークしながら日本の規制にも適合させることを目標にしました。もともと持っている懐の深さゆえ、国内仕様でもまったくの同一仕様のままで、日本の道路事情でも扱いやすく仕上がりました。(佐原 伸一氏 スズキ株式会社 二輪事業本部 二輪商品企画部 チーフエンジニア 課長代理)
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バネレートを1割落としただけで走りが激変した新オーリンズ『TRIUMPH DAYTONA675R』(2014年)
デイトナ675Rは、足まわり、エンジンともに大幅に進化している!
エンジンはクランクケース、シリンダーなどの構造を大幅に変更、ボア×ストローク比をさらにオーバースクエア化。
高回転・高圧縮化してパワーアップしてデイトナ675が、ようやくフルモデルチェンジ。
走り出してすぐにわかるほど従来型とはハンドリングが違う。
前後の足はこれまでの675Rと同グレードのオーリンズだが、内部セッティングを変更し、バネレートも1割ほど落ちていた。
感覚としてはこの差が非常に大きい。
バネがよく動くおかげで、複合コーナーなど、コーナリング中にサスにかかる荷重が一旦減少しやすくなるような状況での安定感、スタビ...
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「ホンダ、オーリンズ、ブレンボの技術者が日本に集結し、共同開発した最高傑作のCBR」がコレだ!!『HONDA CBR1000RR SP』(2014年)
オーリンズは車体の落ち着きが純正サスペンションとは全く違う
こういったチューニングパッケージというのは、狙い所が問題になる。カギになるのは姿勢を安定させたり、乗り心地、低中速域での接地性に影響するバネのチョイスで、イザとなれば草レースで威力を発揮する余力を持たせるか、スポーツ走行までにしておくかでかなり違う。
CBRで草レースとなると超高速域での戦闘力まで考えなくてはならない。その辺りの戦闘力まで欲を出すと、街中や峠道などで大方は硬い動きをすることになる。
特にCBRのようなシンプルなサスシステムでフルカバーするのは難しいのだ。
でもこのSPが狙っているのは「峠道からサーキットでのスポー...
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独創的なデザインと新感覚のライディングフィールでオートバイの新しい価値を創る!『HONDA NM4-01/02』(2014年)
このNM4は、モーターサイクルの新しい価値を生み出すことで、バイクに興味のない方にもホンダを好きになっていただけたらいいな、という想いで開発しました。新感覚を取り入れたスタイリングはフロントに注目が集まると思いますが、あえて太さにこだわり、200サイズとしたリアタイヤと絞り込んだテールとの対比にもぜひ注目して下さい。走りですが、マシンに潜り込む「コックピットポジション」とバックレストの相乗効果で、アイポイントの低い、スピード感にあふれた走りと、背中から押されるような加速感を併せ持つ「グラインダー感覚」を堪能していただけると思います。このマシンだけが生み出す世界を、ぜひ楽しんで下さい!(三...
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ヤマハの威信をかけ、時間、コストといった制約を超越して完成したVMAX!『YAMAHA VMAX』#輝匠価値(2014)
YZF-R1を出す前から企画は始まってました。何回も挫折し、試作車もいっぱい作りました。普通ではできない、矛盾だらけの開発だったんです。普通だったら、絶対やれないですよ。日産のGT-Rと同様に、メーカーの威信をかけ、時間、コストといった制約を超越して作りえたものなんです。手作り感、ホンモノ感にも拘ったのも、ヤマハのブランドバリューを上げることが目標だったのに加え、日本のモーターサイクルの価値を引き上げたいというテーマもあったので、妥協はしませんでした。こうして完成したVMAXは、日本のオートバイが唯一作り得た独自価値、独自様式なのです。アメリカやヨーロッパのオートバイではなし得ない世界で...