ライター
CBが「X」と「R」へ #CB THE ORIGIN
CBが新たな敵を呼び超える時に生まれる車名
ナナハン発売で世界のトップに立ったホンダだが、それは同時に、新たなライバルを呼び起こすことにもなった。
カワサキZ1の誕生である。
Zは、同じ並列4気筒エンジン車でありながら、CBを超える900㏄という排気量、DOHCというメカニズムでCBを凌駕。
特にアメリカで「Zこそがスーパーバイク」という評価を得るまでになっていた。
今度は、ホンダがZにブツける番。しかし「へそ曲がり」のホンダは、空冷4気筒の排気量アップ版をブツけるのではなく、新しい武器で立ち向かう。
それが水冷水平対向4気筒のGL1000だった。
しかし、GLは、その新規エンジンの完成...
ライター
CBはレーサーレプリカではない〜Rがふたつのスーパースポーツ〜#CB THE ORIGIN
負けず嫌いDNAがCB「R」を生んだ
決して「サーキット走行を前提とした」レーサーレプリカではなかったCBシリーズ。
しかし時代の波には抗えず、ホンダもレーサーレプリカモデルを開発、CBをベースとしたCB「R」が誕生するのである。
初のCB系レーサーレプリカは、87年の400RR。前年モデルの400Rから一転、アルミツインチューブフレーム+水冷4気筒DOHCというフルスペックで登場。
翌88年には250㏄版も登場し、90年頃には幻の750RR開発もスタート。
CBRーRRシリーズが成立したのだ。
その幻の750RR計画は900RRシリーズへ昇華。
これは、人間がいちばんコントロールしやす...
ライター
【車名の歴史】ホンダ「CBR」を解説|ストリートでの楽しさを追求したスーパースポーツ発祥ブランド
ハイパフォーマンスの代表格としてその名を馳せる
ホンダのCBRシリーズは、最初にその名を冠したモデルがデビューしてから30年を超える長い歴史を持つ。
その間に125ccから1100ccまでの幅広いクラスをカバー、レプリカからツアラーまで性格の異なる多彩なモデルが登場してきた。
しかしその歴代CBRの中でも強い存在感と圧倒的なパフォーマンスで注目されているのは、CBR900RRをルーツに現行モデルのCBR1000RRまで発展してきた一連の大排気量スーパースポーツたちだろう。
80年代半ばから90年代にかけてのホンダのスーパースポーツの頂点に位置づけられていたのは、レースでも活躍していたVF...
ライター
フルカウル4気筒スポーツマシン「CBR650R」の国内販売が決定!
パワフルでコンパクト、大型バイク初心者からベテランまで楽しめるミドルロードスポーツ
HondaからネイキッドモデルのCB650Rとともに、コンパクトなフルカウルを装備したロードスポーツモデル「CBR650R」が登場しました!
メーカー希望小売価格は、1,036,800円~(消費税8%込み)。全国のHonda Dreamで3月15日(金)に発売開始されます。
エンジンは水冷・4ストローク・DOHC・直列4気筒・648cc。ベースとなったのは従来モデルのCBR650Fです。
よりスポーティーな走行における“操る楽しみ”に焦点を当て、「エキサイティングな走りの堪能 直4 Middle CBR ...