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〈カスタム車インプレ〉フレキシブルな特性を得て適応範囲を大幅に拡大したXSR900 GP|SP TADAO×NITRON【Heritage&Legends】
1980年代ヤマハレーシングモデルへのオマージュを標榜し’24年の春にデビューした、ヤマハXSR900 GPは、その発売直後1カ月の間で年間計画台数1000台を上回る受注を得て好発進。人気のネオレトロ、カワサキZ900RSに続くモデルとして、バイクファンはもとよりアフターマーケットからも熱い期待を集めた。そこで今回はナイトロン製リヤショックも装備したSP忠男によるXSR900 GPのデモバイクに試乗し、カスタムベースとしての可能性を探ってみよう!※本企画は『Heritage&Legends』2025年3月号に掲載された記事を再編集したものです。
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アニーズ KZ1000(カワサキ KZ1000)ベース車を好みに合わせてさらにブラッシュアップ【Heritage&Legends】
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手したZ1000を存分に楽しむための“改”
「カスタム製作を依頼してくださったオーナーさんの指定する場所に納車に行ったら、そこにお洒落なライダーズカフェが開かれていたんですよ」というアニーズ・寺田さんの言葉に導かれて訪れたのが、ドルチェカフェ R/U(Dolce Cafe R/U)。
そのオーナーは、地元で建築業を営むヤスフク建築の、安福 守さん/梨絵さんご夫妻。ともにカワサキZ系に乗るライダーで、ここで紹介するのは奥様の梨絵さんが愛車とする’77年型KZ1000だ。
そもそもはアニーズ・寺...
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ブライトロジック GSX-R1000(スズキ GSX-R1000)コンパクトなベース車に機能を引き上げる手を入れる【Heritage&Legends】
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操作性とライダー意思伝達を軸に仕立てられるお勧め車
初代油冷から水冷、現行まで、ブライトロジックの扱い車両の中でもGSX-Rシリーズの比重は大きい。販売車両でも、ユーザーのカスタムでもそうだ。
この車両は2007年型K7がベースのオーナー車両で、仕様を説明していくと、まず前後にオーリンズショックを使い、ブレーキはブライトロジックでは使用必須というブレンボマスターへクラッチ側とも換装して、キャリパーもブレンボ。リヤのラジアルマウントキャリパー/ワンピースマスターもブレンボとしている。ホイールは...
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'70年代風鉄丸アームを現代仕様にアップデート|PMC(アーキ)「丸鉄スイングアーム 強化レーシングタイプ」
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PMC(アーキ)「丸鉄スイングアーム 強化レーシングタイプ」
カワサキZを軸に’70年代車向けパーツを開発販売するピーエムシー。Z用丸鉄スイングアームは定番パーツだが、このほどそのアップデートモデルとして“丸鉄スイングアーム 強化レーシングタイプ”の発売がアナウンスされた。
同品はメインパイプ下側にスタビライザーを装備する、’70年代レースシーンを彷彿させるデザイン。強化レーシングタイプではメインパイプを従来品比で約2mm太くしたΦ42.7mmへと変更。最新18インチ...
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アメリカンドリーム Z1000Mk.II(カワサキ Z1000Mk.II)取り付きやすい仕様を意識した前後18インチ&開発車【Heritage&Legends】
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しっかりした車体姿勢とセッティングで性格付け
メイクス・カフェとして’77年に登場したZ1-R。ベースとなったKZ1000の丸タンクからスリムな13リットル容量の燃料タンクほか外装を角型デザインとし、フロント19/リヤ18インチのタイヤを前後18インチにしたモデルだ。そのベースを、アップデートされたZ1000Mk.Ⅱとし、フォークオフセットをZ1-R/KZ1000の60mmから50mmに変更。前後ホイールも1.85-19/2.15-18とKZ1000/Mk.ⅡとしてZ1-Rで言われたハンドリ...
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話題の#604レプリカを走らせる! 1986年デイトナ・スーパーバイクを席巻した油冷機の夢が今、公道に蘇る|ヨシムラジャパン【Heritage&Legends】
GSX-R、油冷機、そしてヨシムラファンのアイコンのひとつに、ゼッケン604を付け辻本 聡さんのライドで1986年のデイトナ・スーパーバイクにスポット参戦したGSX-Rレーサーがある。2024年に創立70周年を迎えたヨシムラは、 同車をモチーフとした公道向けデモバイク、レーサーレプリカ“604”を発表。油冷GSX-R復刻プロジェクトのスタートもアナウンスした。 そして2024年11月16日に開かれたヨシムラミーティングでは、そのレーサーレプリカ#604への試乗が許された。 ヨシムラがこの2024年に改めて製作した油冷GSX-Rと、これからとは?※本企画は『Heritage&Legends...
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国内有数の大手パーツサプライヤーPMCが目指す将来像に興味津々!! 【Heritage&Legends】
カワサキZなど’70年代車のリプレイスパーツを軸に、2008年からはタイ製サスペンション“YSS”の輸入発売元に、そして’20年からは現行モデル向けカスタムパーツブランド“ARCHI”を立ち上げるなど、国内有数のパーツサプライヤーとして知られる兵庫・淡路島のPMC。そんな同社では、2024年11月に創業者の正本晃二さんから息子の賢将さんへと経営のバトンが引き継がれた。新体制で目指すPMCのありようとは? デビューを待つ新製品は? カスタムファンが気になる話題を、この機会に改めて伺った。
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テクニカルガレージRUN GSX-R1000R(スズキ GSX-R1000R)お勧め手法を採り入れながらさりげなく個性化も図る【Heritage&Legends】
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車両とパーツをよく知るお店の助言を元に個性をプラス
バイクに乗るのも手を入れるのも趣味というオーナーが、セパレートハンドル車がほしいとしてGSX-Rを挙げた。その車両探しでテクニカルガレージRUN(TG-RUN)を訪ねてGSX-R1000Rの2019年型L9を購入。スズキの正規販売店であり、カスタムや整備はもちろん、サーキット走行を始めとした多彩なシチュエーションのことも理解する同店でアドバイスを受けて各部を変更してきたという車両だ。
基本的にはTG-RUNのコンプリートカスタム=ヴァージョ...
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ヘルメットメーカー×カフェレストランの新提案! godblincショールームも併設、中京圏の新ライダーズスポット “カフェ&キッチン HACKLE”|ゴッドブリンク【Heritage&Legends】
2016年に創業。オンロードからオフロードまで高いデザイン性と機能性、そしてコストパフォーマンスの高さを武器にライダーの支持を集めるヘルメットメーカーがゴッドブリンク。同社はこのほど、名古屋市内に新規オープンしたカフェ&キッチン ハックルとのコラボで、その店内にショールームスペースを設けたという。カフェとヘルメットでどんな相乗効果が得られるのか? そんな素朴な疑問を手始めにこれからの夢など、早速店舗にお邪魔して、ゴッドブリンク代表の泉地博由来さんに聞いてみた。
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バグースモーターサイクル Z1-R(カワサキ Z1-R)的確見直しと対策を施した純正ライクルックス快走仕様【Heritage&Legends】
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安心して扱えて壊れないことに安心出来る作り込みを行う
幅広いモデル群を扱う中で、ゼファーやZRX系がひとつの中心となっていて、両シリーズ用のオリジナルパーツも豊富に用意するバグースモーターサイクル。そんな同店で最近扱いが多いというのがZシリーズだ。この、ノーマルに近い印象のZ1-Rもそうした車両のひとつ。これは元々はかっこいいから、バグース・土屋さんが自分で乗ろうかと考えていたそうだ。
「中古で入庫していたのですが、それをゼファー750を2台乗り継いできたお客さんが“憧れていたんです”と興味...
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他車との違いが一目のウィリーが新たに提案するニンジャ用ジェネカバー|ウイリー「カワサキGPZ系エンジン用ジェネレーターカバー(タイプII)」
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ウイリー「カワサキGPZ系エンジン用ジェネレーターカバー(タイプII)」
ウィリーが製造販売するオリジナルビレットパーツに、新たに“カワサキGPZ系エンジン用ジェネレーターカバー タイプll”が加わった。
前作とはまったく異なる新デザインのタイプllは、同社の3D切削技術が存分にフィードバックされたもの。ひと目でウィリー製と分かる意匠の上、その美しい切削面はビレットパーツファンなら息をのむ美しさ。同梱される装着用ボルトも削り出し品で無電解ニッケル処理が施される。
その...