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ブライトロジック GSX-R750R(スズキ GSX-R750R)限定車ベースのカスタムを全面見直しし高質な販売車に【Heritage&Legends】
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油冷車登場直前の耐久マシンを再現する魅力的な作り
イエロー×ホワイトのHB(ハーベー。今はBAT傘下にあるドイツ[当時西ドイツ]のタバコブランド)カラーに身を包んだ車両。赤いシートも、まさに当時そのままの雰囲気を醸しだしてくれるデュアルヘッドライトも、そしてエンジン右サイドに見える乾式クラッチも、’83年の鈴鹿8耐で優勝したスズキ耐久レーサー、GS1000Rを彷彿させてくれる。
この車両のベースは’86年の限定モデル、GSX-R750R(通称RR)。GS1000Rは’85年に日欧に投入される...
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ブライトロジック GSX-R1000R(スズキ GSX-R1000R)MotoGP譲りのウイング装備で3D的に次期GSX-Rを提案する【Heritage&Legends】
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カウルに違和感なく独自の樹脂製ウイングを追加
この車両を目の前にして “ニューGSX-R1000が発表されました!”と言われたら、おお、ついに出たかと思わず納得してしまうようなルックスの1台。実際はブライトロジックによるGSX-R1000R・M2(’22年型)ベースのカスタムだ。’24年春の東京モーターサイクルショー、オーリンズ(ラボ・カロッツェリア)ブースの入り口近くに展示されていたから、見た人も多いだろう。
最大の特徴はやはり、そのフロントまわり。スズキのMotoGPマシン、GSX-RR...
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ブライトロジック GSX1100S(スズキ GSX1100S)今ストリートで楽しめる極上18インチコンプリート【Heritage&Legends】
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新車以上に新車な仕上がりを得て今乗りたくなる見本に
多くのオーナー車両のカスタムやヨシムラレーサーのレプリカ製作を手がけ、良好な自店販売車両の製作を手がけるブライトロジック。いずれの場合も根底にあるのは、ライダーの意思に忠実に反応して動くこと。コントロール性が良く、動くものは正しく動き、力を受け止めるべきところはしっかり受け止めるといった具合で、どの車両からも持てる性能を引き出す。消耗品の新品換装もそうだ。しかも新品パーツだからとそのまま組まず、必要量の給脂を行い、作動や状態も確認する。その...
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ブライトロジック GSX1100S(スズキ GSX1100S)TTF-1ディメンションを投影した17インチ&モノサス車【Heritage&Legends】
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カタナ憧れのオールブラックをモノサス仕様で表現
ブライトロジックが仕立てたGSX1100S。’24年3月の東京モーターサイクルショー、オーリンズブースにも飾られたから見た人も多いだろう。カタナの憧れのスタイルのひとつ、オールブラック。それを17インチ仕様で表現した1台だ。
フロントはオーリンズの倒立フォークをマウントする。対してのリヤは、シートレールをスイングアームピボット直後からぐっと持ち上げたカタナ現役当時のAMAスーパーバイクスタイル……だが、その後ろにレイダウンされているべきショック...
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ブライトロジック GSX-R1000R(スズキ GSX-R1000R)最新モデルをアップグレードしグラフィックでも締める【Heritage&Legends】
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オーダーでの車両製作時にも凝らされる各部への配慮
スズキGSにカタナを含むGSX各車。続くGSX-Rも油冷、水冷、もちろん750/1100に1000と、多くの販売車両、そしてオーナーオーダーによるカスタムを作ってきたブライトロジック。歴代のヨシムラGSX-Rレーサーのレプリカも多数製作し、GSX-Rはむしろここに自然に集まってくると言った方がいいだろうか。いずれの車両でも変わらないのは、同店・竹中さんがいつも考える“正しい機能を引き出すというベースをきっちり作り込む”ということだ。
そこでこ...
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ブライトロジック GSX-R1100(スズキ GSX-R1100)ツーリング仕様へリフレッシュ&ライトカスタムする【Heritage&Legends】
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ベースコンディションも見極めて手を入れていく
ブライトロジックが仕立てた’90GSX-R1100L。油冷の後期型となる1127ccエンジンを前後17インチと組み合わせた’89年のGSX-R1100Kから、新たに倒立フォークを採用しリヤホイールを1インチ幅広の5.50-17サイズとしたモデルだ。もう35年近く前の個体だが、どう対していくか。これも同店が仕立てる販売車両なのだが、作りは他のオーナーオーダーモデル、販売車両と同じ思想に基づいている。そこに注目しよう。
製作にあたってまず確認されたの...
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ブライトロジック GSX-R1000(スズキ GSX-R1000)お勧めベース車を元に操作性と軽さをさらに引き上げる【Heritage&Legends】
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ライダーが安心して扱える操作性や手応えに配慮する
この2024年に開店30周年を迎えるブライトロジック。多くの車両にユーザーの望む手を入れる。それとともに、そんなユーザーの車両入れ替えにともなって入庫するもの、あるいはベース車を仕入れたものを元に販売車両を仕立てている。GSX-Rシリーズはその中心のひとつとなっている。
このGSX-R1000もそんな販売車両として仕立てられたものだ。K7/K8(’07/’08年型。両車はカラーリング以外の仕様は同じだ)が元になっている。この型はコンパクトさや...
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テクニカルガレージRUN GSX-R1000R(スズキ GSX-R1000R)ハードからも環境変化からも完成度を高める【Heritage&Legends】
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使い方の変化に応じてセットアップも変わる
サーキットでのポテンシャルだけでなく、ストリートでも楽しめる性能を持ったスーパースポーツとして定評のスズキGSX-R1000R。そのM2(’22年型)をベースにテクニカルガレージRUN(TG-RUN)が手を入れた車両。当然のことながら同店の「ヴァージョンアップ・コンプリート」としての仕立てで、撮影時点がちょうど組み上がった直後という状態だった。本欄でもこの車両と同型式となる複数のL7〜(’17年型以降)GSX-R1000Rのヴァージョンアップ・コンプ...
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ブライトロジック Z1-R(カワサキ Z1-R)カスタムされ20年を過ごし鍛造ホイールでアップデート【Heritage&Legends】
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最初の的確な作りをベースに時代の進化も採り入れる
カスタムされた車両がその後どうなるかは、多くの人の関心を集めるところ。空冷Zなら、なおさらかもしれない。このZ1-Rは、そんな関心に対する回答のひとつだ。
「今回は車検と整備、合わせてお色直しも含めて入庫しました。作ったのはもう20年くらい前ですね。Z1-Rはカウルステーをどうするかとか外装同士の合わせのバランスとか、きれいに作っていくのは難しいんですけど、かなり頑張って仕立てた覚えがあります。遠方の方ですけど、きれいに乗ってくださってました」...
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ブライトロジック GSX1100E(スズキ GSX1100E)質実剛健という印象の車両をスマートにアップデート【Heritage&Legends】
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派生モデルに適用されるスペックをアレンジする
1980年代には、名車と呼ばれるバイクが多く生まれた。同時に、そんな名車のコンポーネントを生かしながら派生または発展・進化したモデルや、逆に名車のベースとなったモデルも多くある。GSX1100Sカタナに対するGSX1100Eはこのうち後者の例と言えるだろう。GSX1100E。2バルブ4気筒のGS1000を発展させて4バルブ&オーバーリッターの1074cc化し、’80年型として登場した。出力も100psを超え、市販車世界最速を謳ったフラッグシップ。当...
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ブライトロジック ハヤブサ(スズキ ハヤブサ)軽く、速くを狙ってネイキッド化したツーリングハヤブサ【Heritage&Legends】
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取り回しなどへの可能性も想定してミニマル&シンプル化
「しばらくツーリングに2気筒車を使ってたんですけど、途中で一緒に来てる4気筒車に乗り換えてみると、やっぱりいい。なのでツーリング目的がひとつ。あとひとつはハヤブサ、現行モデルの取り回しが重いので、“とにかく軽くて取り回しがいい”を目標にして作ってみたんですよ。軽いハヤブサは良いはずって(笑)」
ブライトロジック・竹中さんが車両コンセプトを説明するこの車両。ベースはもちろん4気筒で、第2世代ハヤブサが選ばれた。
「いろいろ付いているものを外...
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ブライトロジック GSX-R750RK(スズキ GSX-R750RK)“本物よりも本物”というこだわりの'86年8耐レプリカ【Heritage&Legends】
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現役時代の要素を再現しながらカスタムらしさも取り込む
1985年のGSX-R750を皮切りに登場したスズキ油冷モデル。水冷よりも簡素で軽く、空冷よりもパワーを引き出すという思想は当時の4ストローク・レースシーン事情にもマッチし、GSX-R750は登場年にル・マン24時間耐久レース優勝、全日本TTF-1でチャンピオンを獲得する。当時TTF-1規定下にあった鈴鹿8耐にも投入されて、’85年は3位と6位。’86年には#12ケビン・シュワンツ/辻本 聡組が3位を得た。
その’86年ヨシムラ8耐マシン...