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エムテック GSX-R1100(スズキ GSX-R1100)要所を現代パーツにしつつ往時カスタムの雰囲気を表現【Heritage&Legends】
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しっかり手を入れれば長く乗れる油冷機という見本にも
良好なコンディションの油冷GSX-R1100/750を入手する。他の同世代=’80年代名車同様に、それは時が過ぎていくごとに難しくなっている。そのGSX-R750/1100を軸に油冷とGSX-Rシリーズに力を入れるm-techの松本さんは、毎回のようにそう説明してくれる。初代油冷となるGSX-R750は’85年登場。同じくGSX-R1100は’86年登場で、もはや40年クラスの履歴。人気こそ高まっているが、この年数、そして当時は試験場での一...
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飯田レーシングファクトリー GSX-R1100(スズキ GSX-R1100)現役当時のヨシムラパーツを純正スタイルに絶妙プラス【Heritage&Legends】
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当時のスタイルに敬意を払いつつ現代的な手法も加える
代表の飯田さんが自身のGS1200SSに20年近く手を入れてきたことが高じてショップ開店に至り、およそ5年を経た飯田レーシングファクトリー。GS1200SSを初めとして多くの油冷車オーナーが車両製作や整備、車両のアップデート作業を次々依頼しているという。作業内容は同店ブログにも上げられ、それを自らの車両に投影した上で同店に作業を依頼するユーザーも多いという。このGSX-R1100Jオーナーの佐々木さんもそんなひとりで、飯田さんのGS1200...
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ブライトロジック GSX-R1100(スズキ GSX-R1100)ツーリング仕様へリフレッシュ&ライトカスタムする【Heritage&Legends】
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ベースコンディションも見極めて手を入れていく
ブライトロジックが仕立てた’90GSX-R1100L。油冷の後期型となる1127ccエンジンを前後17インチと組み合わせた’89年のGSX-R1100Kから、新たに倒立フォークを採用しリヤホイールを1インチ幅広の5.50-17サイズとしたモデルだ。もう35年近く前の個体だが、どう対していくか。これも同店が仕立てる販売車両なのだが、作りは他のオーナーオーダーモデル、販売車両と同じ思想に基づいている。そこに注目しよう。
製作にあたってまず確認されたの...
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JUN Spl. GSX-R1100(スズキ GSX-R1100)軽量化と整備で好調を維持する純正スタイル油冷1100【Heritage&Legends】
頼れるプロによる作業を生かして12万km超えも快調
スラント(slant。斜めや傾きという意味があり、やや後傾したフロントカウル形状を指す)カウルも特徴的な油冷1991年型がベースのGSX-R1100(M)。オーナーのJUNさんはその現役時からもう30年、この車両に乗り続けている。ただ、見ても分かると思うがそんなに長く乗ったとは思わせないほどに状態は良く、エンジン音も軽やか。それはまず、「軽量化&純正風カスタム」というテーマを崩さずに手を入れたことにありそうだ。
JUNさんの元々の地元・九州時代にはオートポリスでの走行会もこなし、そこである時に転倒したことからカウルはクレバーウルフ製に変...
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テクニカルガレージRUN GSX-R1100(スズキ GSX-R1100)確実なリフレッシュで高い基本性能を楽しむお勧め仕様【Heritage&Legends】
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作り得る良コンディションに必要なスープアップを追加
純正初期型カラーをまとい、新車のように仕立てられた油冷GSX-R1100J。
「この車両は、長く乗り続けてくださってる当店のユーザーさんが新型に乗り換えるのでなく、今後も油冷GSX-R1100に安心して乗り続けたいということで相談を受けたものです。しっかり手を入れましょうとお答えして入庫し、手を入れていきました」とTG-RUNの杉本さん。続けて聞いていこう。
「フレームは見直ししてきれいにし、各部はオーバーホールとアップグレードを組み合わせ...
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【絶版名車解説】スズキ「GSX-R1100」(1986年~1995年)|レーサーのテクノロジーが実現した当時世界最速のスーパースポーツ
スズキ「GSX-R1100」誕生の歴史
圧倒的なスピードと存在感で一世を風靡したフラッグシップモデル
空冷時代の最後を飾るスズキのフラッグシップスポーツはGSX1100EFだった。しかし1985年、サーキット最速を目指した新世代の油冷スーパースポーツ・GSX-R750が登場したのに続いて、レースのレギュレーションに縛られずにひたすら公道最速を目指す、新たなフラッグシップスポーツとして誕生したのがGSX-R1100だ。
油冷直4エンジン、アルミ合金製のダブルクレードルフレーム、レーサーそのままのデザインのフルカウルスタイルなど、GSX-R1100の基本的なメカニズムやスタイリングは、ほぼG...
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ブライトロジックGSX-R1100(スズキGSX-R1100)ヨシムラTTF-1を余裕ある1100で再現し現代的に味付け【Heritage&Legends】
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ヨシムラTTF-1を余裕ある1100で再現し現代的に味付け
「油冷モデルはまだまだ多く入庫してきます。中でもやっぱり、現役当時のレーサーモチーフに手を入れるという人は多いですね」
ブライトロジック・竹中さんが言うように、油冷モデル、とくにGSX-Rシリーズをカスタムする時に目標となるのは、油冷GSX-R現役時代に全日本選手権や世界耐久選手権、AMAスーパーバイクなどを走ったレーサーだろう。GSX-Rがそのベースとなり、各カテゴリーで大活躍していた。しかも今よりももっと密度を持ってレーサーと市...