ライター
LEGO感覚で楽しめる! スタイル変幻自在のハーレーダビッドソン「スポーツグライド」〜後編
ハーレーダビッドソンがコラボする「LEGO」ブロックみたいに、フェアリングやサドルケースを外したりくっつけたりして、スタイルを変幻自在に変えて楽しめる最新モデル「SPORTS GLIDE(スポーツグライド)」。さて、その乗り味はどうなのでしょう。
まずエンジンですが、107キュービックインチ=1745ccも排気量のある空冷V型2気筒OHV4バルブ「Milwaukee-Eight(ミルウォーキーエイト)」を積み、その低中速トルクは凄まじいものがあります。街乗りなら2000rpm以下でこなせ、Vツインならではの鼓動感が味わえて心地良さは抜群です。
高速道路での100km/h巡航もトップギヤ6...
ライター
LEGO感覚で楽しめる! スタイル変幻自在のハーレーダビッドソン「スポーツグライド」〜前編
ハーレーダビッドソンが世界的な玩具ブランドである「LEGO」と世界規模でコラボレーションし、8月1日より日本を含む世界中のLEGOストアにて高さ20cm、幅18cm、長さ33cmの「ファットボーイ」が買えます。
こちらはホンモノのハーレーでして「スポーツグライド」というモデル。じつはこれ、すごく「LEGO」っぽいんです。LEGOの魅力は多種多様なブロックを組み合わせられる互換性があり、好きなカタチをつくれることだと思いますが、「スポーツグライド」はフェアリングやサドルケースが工具不要で脱着でき、自由気ままに全体のフォルムを変幻自在にできるんです!!
たとえば、街乗りメインの時はストリップ...
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【まぼろし〜!!】RE-5だけじゃない!! ロータリーエンジン搭載カワサキ「X-99」ってご存知ですか!? 第2話
大排気量のカワサキらしく!!
カワサキが1975年の開発凍結以来、しっかり保管していた「X-99 プロトタイプ」。たいへん貴重な車両を目の当たりにすることができましたが、なんと、ロータリーエンジン搭載車なのです。
バイクでロータリーエンジンは馴染みがありませんが、四輪ではマツダがコスモスポーツからRX-8まで長らく採用し、その仕組みや構造はネットを検索すれば動画で見れたりしますので、よりわかりやすいと思いますので説明は割愛させていただきますが、国産のオートバイではスズキが1974年に「RE-5」(水油冷シングルロータ式497cc)を発売しています。ちなみにヤマハも「RZ201」というネー...
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「本気」の造り込みが生み出す機能美「INDIAN FTR1200/S」【ベストヒット番付2019】
青木タカオ
フラットトラック全米選手権の最高峰クラス「AFT Twins」を席巻しているワークスマシン・スカウトFTR750のDNAを受け継いだバイクだから、喉から手が出るほど欲しいというのがファンの心情だろう。独自のクロモリパイプ製トラスフレームや、狭角53度ではなく60度のVツイン、マフラーが左出しではないなど、細部を見るとピュアレプリカではないものの、雰囲気はどう見てもワークスFTR。こんなにもフラットトラックレーサーの匂いがするモデルは他のメーカーにはない。スポーツスターの人気が絶頂だった頃、XRレプリカも流行ったが、今度はライバル・インディアンでその再燃があり得るかもしれない!...
ライター
ようやく帰って来た新生W【KAWASAKI W800 STREET/CAFE】 #ベストヒット番付2019
まだまだその魅力は色褪せない
青木タカオ
W1SA(1971年式)を25年間愛車とする熱烈「W」ファンとしては、カワサキの由緒正しきブランドがラインアップにないのは許せないこと! まずは「よく帰ってきてくれた‼」と言いたい。そしてなにより嬉しいのが、美しい冷却フィンの刻まれたバーチカルツインに大きな手を加えず、空冷・ロングストロークのまま受け継いでいること。
ストリートとカフェの2本立てだが、オールドファンも惹かれること間違いなしなのがストリートのアップハンドル。その堂々たるライポジはさぞかし爽快だろう。また、スワローハンドルを装着し、前傾姿勢でW800に乗るというカフェの新しい提案も、...