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タジマエンジニアリングCB1100R(ホンダ CB1100R)余裕のトルクを持つエンジンと最適車体を完成形へ【Heritage&Legends】
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細部を詰めて装備重量200kg切りを達成し楽しみを深める
2024年2月に従来の福岡市南区から福岡県南部の筑後市に移転したタジマエンジニアリング。創業者・田島さんの地元でもある場所で、田島さんが以前から構想していた、車両製作に専念しやすいファクトリー(地域の通称から“八女<やめ>ベース”と呼んでいた)を具体化する移転でもあった。前述のように一般車両の販売は減らし、整備やカスタムにより重きが置かれるようになっている。従来の店舗からは少し離れたものの、もとより遠方のユーザーも多く訪れていたことか...
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T.T.Rモータース CB1100typeR(ホンダ CB1100)空冷4発コスプレカスタムの完成度を高めるひと手間【Heritage&Legends】
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よりらしいルックスを得る各部の工夫に注目
「きれいなままのCB1100Rの新車が見つかったんです」。こう言われたらそのまま信じてしまいそうなくらいなこの車両。少しカスタムに詳しければその正体は理解出来ると思う。’10年に登場し、’22年末に生産を終えた現代空冷4発スポーツ、ホンダCB1100だ。
手を入れたのはT.T.Rモータース。主な作りとしては、ドレミコレクションがそのCB1100を往年のCB1100Rルックにコスプレ・カスタムできるようにした「CB1100 typeR外装セット」がマウ...
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タジマエンジニアリング CB1100R(ホンダ CB1100R)小柄なライダーに車高を合わせルックスも違和感なし【Heritage&Legends】
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プライベート製作車両にワンモアポイントを追加
CB-F/R各車に性能アップや高耐久化などさまざまなチューニングを施してきたタジマエンジニアリング。生産40年を経る中で、今までの整備内容が通用しないというケースへの配慮や、今までより1段上の整備も提案してくれる。
さらに現代表となった村嶋さんは、同店創設者である故・田島さんとともに築いたCB-Fノウハウで、オーナー個々にフィットする仕様のことも重視している。このCB1100Rは、その好例と言える1台だ。
「オーナーさんは女性なんです。身長が14...
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チームCB’s/市本ホンダ CB1100R(ホンダ CB1100R)今も最新鋭と言える内容を25年前にパッケージング【Heritage&Legends】
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チームCB’sチューニングの先見にして集大成の現役車
紫色に塗られたフレームや各部パーツ。その紫を主にして、CB1100RDパターンを和柄でアレンジしたカラーリング。市本ホンダ/チームCB’sによる車両と誰でも分かる1台だ。
「ついに乗り始めた車両です。元々は’97年に宗一郎(市本さんの息子さん)用にって作って1歳の誕生日に渡して、もう26年(笑)」。製作者の市本正治さん(故人)は、’23年4月の時点でこう教えてくれた。そう、この項でも少し前に製作直後の姿を紹介した車両そのものだ(※前回掲載...
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マシンヘッドモーターサイクル CB1100R(ホンダ CB1100R)1981年型AHMレーサーをモチーフに多彩な工夫を凝らす【Heritage&Legends】
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パーツ集めにも多くの時間を割いて深まった作り込み
ホンダCB-Fが現役だった頃のアメリカ、AMAスーパーバイク・シリーズはスズキGS750/1000にGSX1000S、カワサキZ(KZ1000Mk.IIやZ1000J)など日本製空冷4気筒市販車を元に仕立てられたレーサー群が激闘を繰り広げた頃。いきおい、各車のチューニングにも次々と新手法が現れ、同時にパーツも進化していった。
CB-Fはホンダの現地法人、アメリカンホンダモーター(AHM)が’80年からレースに投入し、CB-Fとルーツを同じくす...
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チームCB’s/市本ホンダ CB1100R(ホンダ CB1100R)17インチ化で変わる車高を補正し妥協のない車体を作る【Heritage&Legends】
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ディメンションを考慮しステム形状を変更する
’90年代に花開いたカスタムブーム。ベース車両もさまざま、そこに盛り込まれる手法もまさに多彩。元々付くことも想定されていなかったパーツを付ける、ベースを改造していく中で、19/18インチや18/18インチの細めのタイヤから最新の17インチタイヤを履いてというように、かつての名車を現代的に走らせる手法も確立した。
「ウチのマシンは街乗りできることがまず基本。その上で、保安部品を外せばサーキット走行もできるっていうのが理想だよね」と市本ホンダ=CB’s...
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T.T.Rモータース GROM“Type R Mini”(ホンダ グロム)空冷4発CBの雰囲気を12インチミニスポーツで再現【Heritage&Legends】
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コンプリートでの販売も行われる“タイプRミニ”
ひと目見ればCB1100R(D)、もう1度見ればそれがちょっとカワイイ。そんな雰囲気が楽しいこの車両、T.T.Rモータースが手がける“タイプRミニ”。本物のCB1100Rと並べても堂々とした感じを見せてくれる。
「ベースはグロムです。作ってみたら見た人の反響が良くて、本物のCB1100Rを持っている人がセカンドバイクというかチョイ乗り用にと作ってくださったりします。問い合わせも多いですね」
こう言うのはT.T.Rモータースの林さんだ。CB-Fシ...
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TTRモータース CB1100R(ホンダCB1100R)対策パーツや作業も入り安心の幅を大きくアップ【Heritage&Legends】
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スペシャリストとしての対策も入念に施した販売車
ホンダCB-Fシリーズや6気筒CBXを多く扱い、両シリーズへのオリジナルパーツも多く製作・販売するTTRモータース。各種車両販売も手がけていて、このきれいなCB1100Rもそのうちの1台だ。
「ドイツ仕様の’83年型CB1100RDです。走行距離は1万7000km」とTTR・林さん。ノーマル車両そのままのようにも見えるが、撮影時点での内容を教えてもらおう。
「CB1100Rノーマルの美しいルックスは崩さないようにして、当店流のファインチューンを...
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タジマエンジニアリング CB1100R(ホンダ CB1100R)確立したエンジン&車体メニューの見本となる1台へ【Heritage&Legends】
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現代的ディメンションに耐久性を加えるフレーム補強
「当店に在庫していたカスタム済み車両をリフレッシュ、それと同時にフレームを“やっておきたいから”と創業者の田島さんが補強した上で全体として組み直したものです。これが田島さんの最後の加工フレームになったと思います」
こう、タジマエンジニアリング・村嶋さんが概要を説明するCB1100R。田島さんはCB-F/Rの17インチ化に際してネック部やエンジン前後/後ろ下などへの補強手法、またディメンションも約100mmのトレールを確保というようなメニューを...
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タジマエンジニアリング CB1100R(ホンダ CB1100R)ワンオフ的な要素も現代的な要素も採り入れて全体を構築【Heritage&Legends】
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レーサーチックにというオーダーを形にしトーンを調整
純正のカラーリングパターンを踏襲しながら、ブルーを主体とした色使いでシャープなイメージを持たせ、前後17インチ化した、ホンダCB1100RC。フレーム各部の補強溶接や燃料タンクの加工からはタジマエンジニアリングならではのワンオフらしさも感じられる。
「そうですね。この車両は、いろんなバイクを持っておられるオーナーさんのもので、“とにかくルックスをレーサーに近づけてほしい”という依頼から最近仕上がったものです。作り方や作業といったものは今までと...
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ブルドック CB1100R(ホンダCB1100R)確実整備&テクニックを時を超えて見せ続ける1台【Heritage&Legends】
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15年以上前に作られ今も好調を維持する
純正トリコロールカラーに赤フレーム、ゴールドカラーの前後ホイールやエンジンカバー類が美しいホンダCB1100R。製作したのがブルドックと聞いてまず興味が惹かれ、既に15年以上前に作られた車両と聞いて、また興味が湧く。撮影時はメンテナンスのために入庫していたのだが、最近作ったと言われてもそのまま納得するほどだ。
「今でこそCBはベース車両にいいものがほとんどなく、純正パーツもメーカー欠品が多いですから、新規での車両製作は残念ながらお受けしていないんです。...