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ホンダ「CB1300 SUPER FOUR」「CB1300 SUPER BOL D'OR」の歴代モデル・系譜|SC54世代ヒストリー
キャブ仕様の1000ccが電子制御も充実した1300ccに
SC54世代だけで20年目に突入した、おそるべきロングセラーモデルとなったホンダ・CB1300SF/SB。これは、スーパーカブを除く、ホンダでの単一機種ロングセラー記録だ。
この世代は、騒音や排出ガス規制が年々更新され、数年で規制値が厳しくなる、という世代。このため、CBは性能向上や細部の熟成と合わせて、規制対応の更新を迫られることになる。
今では電子制御メニューも充実したスロットルバイワイヤ仕様。BIG-1はライダーの感動を追求し続けている。
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【絶版名車解説】カワサキ「ボイジャー」の系譜|直列6気筒エンジン&豪華装備のロングツアラー
カワサキ「ボイジャー」の歴史
GTR誕生で短命に終わったボイジャーはのちにZEPHYR1100に転生!
ホンダ・ゴールドウイングのライバルモデルとして、いち早く呼応したのがヤマハとカワサキだった。ヤマハがベンチャーシリーズを発表した1983年、カワサキもボイジャーシリーズを発表。初期モデルは、Z1300の水冷並列6気筒エンジンを転用したツアラーだった。
ホンダのCBXとともに「6気筒エンジン」としてセンセーションを浴びたZ1300は、やはりそのウルトラスムーズなエンジン特性が評価されたモデルで、その特性を生かすべく、ボイジャーに搭載されたのだろう。
しかし1986年には、専用設計の4気筒...