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東京モーターサイクルショーに出展されたネオクラカスタムをウォッチ!『PLOT Z900RS / MunroEバイク / ドレミコレクション Z900RS / KIJIMA Monkey Davidson / DAYTONA SR400』#魅惑のネオクラシックBRAND
新世代・令和元年はネオクラカスタム元年
毎年春に開始される「東京モーターサイクルショー」が昨年あたりから新しいテイストを漂わせはじめている。
80〜90年代初頭にはメーカーのニューモデルは2年に一度の秋の東京モーターショーへ、毎年春のサイクルショーはカスタムメーカーたちの晴れ舞台、という棲み分けができていたけれど、ここ10年ほどはカスタムバイク勢が押され気味で、メーカーのニューモデル見本市という色合いが強かったのだ。
再びカスタムバイク勢が息を吹き返し始めたのが18年春。
言うまでもなく、いろんなカスタムメーカーがカワサキZ900RSカスタムを出展した回だ。
19年開催の46回大会は、さ...
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由緒正しき伝統のメーカーはいま!?『MOTO GUZZI / FANTIC CABALLERO / RoyalEnfield / VESPA / Lambretta』#魅惑のネオクラシックBRAND
'70年代を席巻したスポーツモデルを今に伝える
MOTO GUZZI V7 III Rough
イタリア最古のモーターサイクルブランドであり、現在発売する全ての車種を伝統の空冷(一部は空油冷)縦置きVツインでラインアップするのがモト・グッツィだ。
環境規制が厳しい中、空冷Vツインの採用にこだわっているのだが、新しい時代のモト・グッツィとして提案するのがV7Ⅲラフだ。
アップハンドルにブロックパターンのタイヤ、そしてスポーツホイールとアルミフェンダーを採用することでスクランブラースタイルを演出している。
往年のスポーツモデルそれがV7 スポルト!
当時、高性能モデルで競っていたドゥカティや...
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人気カテゴリー「スクランブラー」、ドゥカティの「スクランブラー」シリーズは何が違う? 『DUCATI SCRAMBLER CAFE RACER』#魅惑のネオクラシックBRAND
長い歴史を持つメーカーの多い外車でも、ネオクラシックのカテゴリーは盛り上がっている。ドゥカティではスクランブラーファミリーがその好例。スタイリッシュなデザインと元気な走りで好評なシリーズだ。最新モデルであるカフェレーサーは、低くセットされたハンドルやシングルシート風タンデムシートカバーが付いているのと、サイドカバーのゼッケンなど、往年のレーサーをオマージュしたテイストが入ったシルエットをしているのが特徴。ベースモデルのアイコンとはフロントのタイヤサイズなども異なり、少しハンドリングに落ち着きが増している。高速安定性も良好で、スポーティな走りだけでなく、高速巡航も楽な1台だ。